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Nikkor は、ニコンの開発しているレンズの名称です。

メーカーの製品を選ぶのに困ってしまうのが型番です。

Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D (IF)

この標準レンズを例にとって解説してみましょう。

最初の Ai ですが、(Automatic Maximum Aperture Indexing) の略で、解放値の 自動補正機能が付いているレンズです。

AF-S の AF は Auto Focus ですが、S の方は Silent wave move, 超音波モーターを 内蔵したレンズということです。スムーズな上静かです。

Zoomはズームレンズということです。焦点距離が固定 ではなく、ある程度の広角から望遠までの画角をカバーできます。
(その分、レンズ構成は多少複雑になります。)

Nikkor はニコンレンズの名前です。

ED (Extra low Dispersion) は特殊低分散レンズを使用している(構成レンズ全てではない)ということです。
低屈折率、低分散でレンズ特有の収差と呼ばれる画像のズレを補正するレンズです。

28mm-70mm は Zoom lens での焦点距離の可動範囲です。これくらいあれば結構いろいろ 楽しめます。

その後の D ですが、Distance の D で、距離信号線を内蔵しており、被写体までの距離を カメラボディーに送信して露出を最適化するレンズと言うことです。

IF は Internal focusing の頭文字です。レンズを大雑把に解説すると、前玉、後玉と よばれる前後のレンズ群と、その間の中間のレンズ群に大別されますが、前後は動かさず レンズそのものの伸張を抑制し、そのかわりに中央のレンズ群を動かすことでピントを 合わせる機構です。


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上記の型番は大体こんなものですが、Nikkor レンズのカタログをみているともう少し いろいろとでてくるので補足しておきます。

DX と付いているレンズは、デジタルカメラ用に設計されたレンズということで、 35mm film 用レンズよりイメージサークル(像を結ぶ面積)を小さくしてあります。 基本的に、デジタルカメラで使用するレンズです。

G という文字が最後に付く場合がありますが、レンズの絞り環をとっぱらい、ボディーからの 信号で絞りを調節するといった機構で、レンズの構造がシンプルになる。
カメラによっては、マニュアルで使用した場合は、解放でしか撮影できない。
しかし、デジタルカメラの場合は問題は無いでしょう。

VR は Vibration reduction, つまり、手ぶれ補正機能が付いているということ。

F mount とは、ニコン独自のレンズマウント方式のこと。

AS は非球面レンズを使用しているということ。このレンズは、レンズ特有の収差の内、 ゆがみやひずみを補正する目的で数枚レンズ群に使用されることがある。


カタログを眺めていると、まだまだ様々な表記がでてくるが、差し当たってこの程度の知識を もっていれば大体の感覚は分かると思います。

あとは予算との関係でどのレンズを選ぶかを検討していくことになると思います。

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