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露出 (Exposure)

露出とは、CCD に光をあてて像を記録することを言います。

光は三原色と呼ばれる、 赤 (Red),  緑 (Green),  青 (Blue) の組み合わせによって 構成されています。人間の目に近くされる光(可視光)は全て三原色で表現されます。

R G B それぞれは、撮影する風景によって構成は様々に変化します。
露光した画像の一番暗い部分を 0% の輝度(明るさ)として、また、一番明るい部分を 100%の輝度とした場合、0% から 100% まで全てを有効に利用した露光を適正露出 といいます。

レタッチソフトでヒストグラムと言うのを使ったことがあると思います。

アンダーの露出だと、若干明るめの所が 0% になってしまい、それより暗い部分は 全て 0% として記録され、ディテールが真っ黒に塗りつぶされてしまいます。

逆に、オーバーの露出だと画面のやや明るめの部分ですでに 100% になってしまい、 それ以上明るい場所はすべて真っ白に飛んでしまい、まぶしい画像になってしまいます。

under
proper
over

ヒストグラムでみると、アンダーの場合、0% の方に山ができて 100% の方がすっからかん といったものになり、オーバーだとその逆になります。

under
proper
over

適正な露出に戻そうとしたら、ヒストグラムが櫛の歯の様な状態になってしまった経験が あるでしょう。
この場合も、適正な露出に戻ったのではなく、アンダーの暗部は依然黒いまま、 オーバーのとんでしまったところは白いままです。(もともとディテールとしては 記録されていませんから)。

適正露出は絶対か?

でも、適正露出が絶対に正しいかというと、必ずしもそうとはいえません。

明るい部分をわざととばして(ハイキーといいます)上品な写真に仕上げる効果もありますし、 暗い部分のディテールを潰してでも、コントラストをつけてシックな物に仕上げたり、 また、露出を抑えて全体を暗くして(ローキーという)落ち着いた雰囲気を表現したり と露出の仕方は様々です。

されど適正露出

写真に露出に変化を与えて雰囲気を出すのは効果的ではありますが、これは 適正に露出ができて初めて成り立つことです。

適正露出の重要性を、私の失敗を基に、解説してみたいと思います。

別のページにまとめましたので適正露出の重要性 をご覧ください。

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